SQLServer2012をいじってみた
今頃かい!!
という突っ込みをものともせず、リリース後、今更のように2012をいじってみました。
どう変わっているのか。。。BIって視点で。。。
結論をいうと、「既存機能はあまり変わっていない」です。
大きく違うのは
- SSASにTablerモードがついた
- SharePointからの利用に、PowerViewが追加された
という2点です。
このうち、PowerViewは、SharePoint統合でのレポーティングなので
個人的には興味がありません。
大事なのは、SSASのTablerモードです。
SSASのTablerモードについては、別エントリで紹介する予定ですが、
特徴としては
従来のSSASのように厄介なキューブデザインがいらない。
従来のDatabase(DWH)と比べて、BI特化での検索性能(集計速度)が段違いに速い
というもので、従来のSSASとDWHの中間的なDBエンジンです。
個人的見解ですが、
製品としては、ClickViewなどのお手軽なんちゃってOLAP製品や
Neteeza・SybaseIQのようなBI特化型DBエンジンへの対抗製品と言えるでしょう。
まぁ。。。
Tablerモードは、SQLServerファミリーにとって、まだまだ出たばかりで統合への
道の途中といったもので、実用するかは要検討といったものですね。
ただ、MSとしてはSSASは難しすぎて普及しにくいから、Tablerにシフトしていくのかも
しれません。
M-OLAP・キューブという観点からは「後退」とおもえるけど。
ではでは。